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2016年5月17日のみんなの家庭の医学では、骨を老けさせる原因と改善方法について放送されました。

 

骨を強くするにはカルシウムを取るとよいと思いますが、じつは、カルシウムを取るだけで骨折予防などにはならなかったりします。

 

ここでは、みんなの家庭の医学で放送された「骨の老化の2つの原因」と「どうすれば骨を強くできるのかに」ついての番組放送まとめをご紹介します。

 

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骨が弱くなっているのはどんな時?

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最近、なぜかけつまずいたり、何かを使わないと立ち上がれないということがありませんか?

 

当てはまる人は、骨が弱くなっていて、骨の老化が進行しているといわれています。

 

骨の老化が進行すると、骨折がしやすくなり、骨折した部分が悪い場所だと寝たきりになっていしまいます。

 

骨折からの寝たきりは、寝たきりになりやすい大きな原因の一つともいえるのです。

 

 

骨の老化の原因とは?

 

骨の老化の原因といわれるのが、「骨粗しょう症」です。

 

骨粗しょう症は、女性がなりやすく、加齢や偏った食事をしていると骨がもろくなってしまって骨密度が低下してしまい、骨がスカスカになってしまうことです。

 

 

カルシウムだけでは予防できない?

 

骨粗しょう症予防として考えられるのが、骨の生成に必要なカルシウムを効率よく摂ることと考えられるかたも多いと思います。

 

しかし、みんなの家庭の医学によると、近年はカルシウムだけでは、骨の老化が予防できないということがわかったそうです。

 

つまり、骨密度の低下は他のとある原因があるということがあるそうです。

 

しかも、骨がスカスカでなくても、とある原因で骨が老化の進行をしやすくなってしまいます。

 

骨の老化のもう一つの原因とは?

 

骨の老化のもう一つの原因は、骨のサビです。

 

イメージとしては、サビついた釘や、焼け焦げたこげ茶の鳥の骨です。

 

みんなの家庭の医学では、正常の鳥の骨とこげ茶色になった鳥の骨で重力をかけてどのくらいで折れてしまうかの実験をしていました。

 

通常の鳥の骨は、33.2㎏で折れてしまったのに対して、こげ茶の錆びついたような鳥の骨は16.2㎏で折れてしまうという結果がでました。

 

骨のサビツキこそが、骨の老化のもう一つの原因となります。

 

しかし、なぜ骨がサビびついてしまうのか?

 

骨のサビつきの正体はこれ

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骨のサビつきの正体の1つめは「糖分」です。

 

本来骨の成分としては、50%がカルシウム、残りの50%がコラーゲンでできています。

 

固さとコラーゲンのしなやかさで骨ができています。そのため、柔軟に動いてもしなやかさがあるので骨折しにくいのです。

 

しかし、食事などで食べ過ぎにより、糖分を過剰にとってしまうと、余った糖分が骨のコラーゲンに付着してしまいます。

 

付着したコラーゲンに糖分が付着した部分から悪玉物質が増えてしまいます。

 

すると、コラーゲンはカチカチになってしまい、骨にしなやかさが無くなって、骨が折れやすくなってしまうのです。

 

このことを骨の糖化と言います。おもに高血糖の人は、余った糖が付着しやすくなってしまうので、骨の老化が進行してしまいます。

 

 

骨のサビつきには他にも原因がある

 

骨のサビつきには糖分以外にも原因があります。それは、「活性酸素」です。

 

活性酸素とは、本来身体に入っていてきたウイルスなどの物質を、殺菌作用として活躍をしてくれる酸素です。

 

活性酸素には、強力な殺菌作用があるとされています。

 

しかし、活性酸素は一定の量を超してしまうと、悪い物質となりあらゆるところを攻撃してしまうのです。

 

例えば、

 

・皮膚のコラーゲンを活性酸素が攻撃した場合、しみやシワの原因。

 

・血管壁を活性酸素が攻撃した場合、動脈硬化の原因。

 

骨の老化の場合、骨のコラーゲンに活性酸素が攻撃をしてしまうことで、骨のコラーゲンが傷ついてしまい糖分が付きやすくなってしまうのです。

 

 

活性酸素が増える原因とは?

 

活性酸素は様々な原因で発生してしまいます。

 

みんなの家庭の医学では、生活習慣や食生活の乱れによる、高血圧や脂質過剰な取りすぎなどが取り上げられていました。

 

 

骨の老化を予防する習慣

 

骨の老化を予防するためには、食生活や生活習慣を見直して、活性酸素を増やさない生活をすることが大切です。

 

その中でも、骨の老化を予防するためには、

 

①塩分過多の高血圧を予防

 

②運動不足を解消

 

これらを改善することが骨の老化予防をするには大切です。

 

食事は減塩意識を

 

食事の場合は、できるかぎり減塩のものを使い、塩分は控えるようにしてみましょう。

 

例えば、減塩醤油や減塩の味噌などをつかったり、おみそ汁などは昆布とかつお節でだし汁をだして、お味噌を控えたりするなどです。

 

減塩といっても、味は全然いつもと変わらないものばかりなので、積極的に減塩をして高血圧予防してみましょう。

 

普通の醤油を少なくするよりも、減塩醤油に変えても味はさほど薄くならないので、ぜひトライしてみて下さいね。

 

運動をする

 

運動不足も、骨の老化を招いてしまいます。

 

高血圧など病を予防するには、それに適した歩数があり、ウォーキングと中強運動を入れることで、病予防の改善が期待できます。

 

高血圧の場合だと、

 

・ウォーキングが8000歩

・中強運動は20分以上

 

となります。

 

病予防の歩数に関しては、他にもあるので、ぜひご参考にしてみて下さい。

 

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