2016年12月20日放送のみんなの家庭の医学では、カルシウムが様々な予防改善に効果があるということを放送していました。その中でも、特にカルシウムは牛乳が良いとのこと。
では、牛乳などのカルシウムを摂取することで、どんな予防改善に効果があるのか?
1日の摂取量はどのくらいなのか、どんな食べ物にカルシウムが含まれているかなどのみんなの家庭の医学の牛乳やカルシウムに関しての「牛乳1杯で効果あり?カルシウムの秘密」での番組まとめをご紹介します。
みんなの家庭の医学を見逃してしまった方は、ご参考にしてみて下さい。
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カルシウムとは?
カルシウムは、金属の一種で地中からとれる鉱物(ミネラル)の一種とされています。
何と、50㎏の人の1kgがカルシウムを全身がしめているほど。
そんなカルシウムは、生きていく中で、必要不可欠のスーパー栄養素とされています。
カルシウムの摂取量は日本人は少なすぎる理由
カルシウムは様々のある栄養素の中でも、最も不足している栄養素とされています。
しかも、70年間カルシウムの国が定めている摂取量が満たされていないとされていて、ダントツに少ないとされています。
どうしてカルシウムの摂取量が少ない理由としては、
・乳製品をあまりとらない
・日本の水が軟水(ミネラル(ナトリウムやカルシウムなど)は硬水の水に含まれている)
まさの水が関連していました。
ヨーロッパの海外の水などは、硬水とされているそうです。そのため、水を飲んでカルシウムを摂取しているけれど、日本の水は軟水なので、自らはカルシウムがなかなか・・・という面があるそうです。
身体全体の1kgを占めているのだから、毎日牛乳や乳製品など多く摂っていなければ、摂取量が満たされないのもわかりますよね。
カルシウムが不足するして困るのは骨だけじゃない?
一般的に、カルシウムが不足するのかどうなるかというと「骨が弱くなる」というイメージがありますよね。
確かに、カルシウムは骨や歯には必要不可欠の大切な成分とされています。
カルシウムが不足して、骨が弱くなり、スカスカになると「骨粗しょう症」のリスクが高まるということはもちろんなのでですが、カルシウムは骨以外にも体内ではこんな働きをしています。
カルシウムは体内でどんな働きをするの?
カルシウムは、
・筋肉の動きをコントロールする
・免疫力をふやす
・心臓の筋肉を働かせて、心臓を正常に鼓動させる
・脳内の情報を発達させる
など意外なことがありますが、他にも予防や効果があるとか・・・
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カルシウムの予防効果とは何?
上の部分を見ると、身体の働きの一部だからイマイチその凄さもわかりませんよね。
カルシウムの驚きの効能は、スーパー栄養素とも言われるほど。
それは、
・高血圧の改善
・イライラ解消
・ガンの予防
が期待されているそうです。
では、具体的にどのように良いのか見ていきましょう。
高血圧改善とは?
ついついラーメンやお鍋、食事などしょっぱめの塩分が日本人は大好き。美味しい物には多く含まれている塩。食塩大好き国家。
ですが、塩分は高血圧になりやすいとされています。
なので、健康のために減塩をしたり、薄味にしたりする人も多いと思います。
しかし、カルシウムを取ることで、厳しい減塩をしなくても血圧が下げられるそうです。
男性の1日の塩摂取量目安:8g
女性の1日の塩摂取量目安:7g
ですが、日本人の食事はこれ以上摂取してしまっている人が多いそうです。
牛乳を食事に飲む
高血圧の人は1日の食事で3食分、牛乳を3回飲むと良いとされているそうです。
1食に1回、しかも「食前」に1杯飲んでから、食事をとることで、牛乳でカルシウムを取ったと取らないのでは、血圧の下がり具合が違うそうです。
牛乳を飲むたびに、血圧が下がるという、みんなの家庭の医学での実験結果がでていました。
なぜ高血圧とカルシウム・牛乳の関連がよいのかというと、カルシウムが腎臓に働きかけて、塩を外に出すのではないかという見解を医師が見解していました。
しかも、ある時間帯が特に注目とのこと。
それは、夜。
なぜこの時間帯に注目されている?
カルシウムを取ることで、夜の高血圧改善が期待されているそうです。
高血圧の人が、血圧が減らない時間帯は「夜」。通常は寝た後も血圧は下がらない人が多いそうです。
では、高血圧の人が夜に潜むリスクは、
・脳梗塞
・認知症のリスク
などがあるとされていて、認知症の場合は、脳血管性の認知症のリスクがあるそうです。
そのため、牛乳を飲んでカルシウムを取ることで、何もしない場合と3倍もリスクが違うのだとか。
牛乳を飲んで、夜間に血圧が下がるのであれば、神経質に減塩対策をしなくても良いということになりますね。
カルシウムでイライラ解消とは?
ストレスなどでイライラすると、カルシウム不足なんて言われたり思ったりしますよね。
じつは、このことはわりと理にかなっているそうです。
みんなの家庭の医学では、3人のお子さんを持つお母さんでさんで実験が行われていました。
朝や夜、宿題をしない御嬢さんにイライラしたり、なんだかんだと怒り気味の様子。イライラで興奮状態の交感神経も、90%と怒りが爆発状態。
そのため、旦那さんやご家族のもと、こっそりイライラしている奥さんにカルシウムをとってもらう実験を行いました。
カルシウムメニュー
初日
朝:食事+カルシウムのお菓子2枚
★現時点カルシウム量:600㎎
昼:冷凍パスタの上に、シラスをトッピング
★カルシウム量:703㎎達成
この時点で、650㎎を達成しています。
夜:お好み焼きの上に桜エビを5回大量にトッピング
この時点で、カルシウム量は816㎎
2日目
・食事+ヨーグルト
・フレンチトースト
それ以後、カルシウムを多くとるように合計7日間行われました。
カルシウムを取ってイライラは解消された?
夜に一番イライラピークになっていた交感神経が、初日でカルシウムを取ったことで、79%にまで減少。
1日目は1回のイライラだけで済みました(いつもはイライラ回数も多いようです)
その後も、
・普段の怒り方よりもマシになった
・最終日は鼻歌まで出る
など、最終日は交感神経も73%になり、リラックス状態に。
今まで宿題で怒られていた娘さんも、お母さんが起こらなくなったことで、宿題が終わった後手伝うようになったりと、笑顔の溢れる我が家になったそうです。
実験を話したお母さんも、カルシウムを取ったことで、イライラ、カーッとしたり、怒ることがなくなったのだとか。
ストレスでイライラしている人がいれば、もしかしたらカルシウム不足が原因の可能性が高いかもしれませんね。
がん予防が期待できる?
最後に、カルシウムががん予防に期待されているそうです。
最新の研究だと、体内にあるガンの原因となる「発がん性物質」を、カルシウムがキャッチして外へ排出されるのが期待されているそうです。
実際に、みんなの家庭の医学の番組内でも、発がん性物質をキャッチしていて時間が追おうごとに、カルシウムが多くの発がん性物質を捕まえる絵以上がながれていました。捕まえたガン物質は大概へと排出されるそうです。
あのガンに特に期待ができる
ガンの中でも、女性の死亡者数が1位とされる
・大腸ガン
カルシウムが、大腸ガンの予防に新たな研究が進められているそうです。
カルシウムを取らないで損はないですよね。
1日のカルシウムの摂取量とは?
1日どのくらいのカルシウム量はどれくらい取ればよいのか?
高血圧の部分では、コップ3杯が良いとされていました。
国が定める1日のカルシウム目安摂取量でも、厚生労働省が推奨するカルシウム量は、
男性:650㎎
女性650㎎
が平均のカルシウム摂取量なのだそうです。
そのため、コップ1杯は220㏄で約220㎎のカルシウムが取れるそうです。
カルシウムを効率よく摂る方法として、牛乳は吸収しやすいという特徴。
なので、牛乳がお勧めされていましたが、牛乳に限らず、カルシウムを取れるので、オススメなのだとか。
カルシウムが含まれている食材と目安量
・ほしえび⇒大1/2
・ししゃも4匹
・プロセスチーズ2切れ
・木綿豆腐1/4
・小松菜4枚
他にも、しらす、にぼし(粉末もOK)などもあります。
牛乳が苦手だわ~という人は、イライラ解消などでも紹介されていた、フレンチトーストなど牛乳を使う料理や、カルシウムのお菓子(ウエハース)2つでも1日のカルシウム600㎎などかなりの量が結構とれていました。
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バランスよく摂るのが大事です。
カルシウムを取るときの注意点
高血圧の場合は、いくら牛乳やカルシウムが良いからと言って、塩分をいくらとっても良いというは常識に考えると、ダメです。あくまでも、減塩しなくても良いかもしれないというレベルなので、食べ過ぎにはご注意ください。
また、いくらカルシウムがよいからといって、牛乳を飲みすぎたりなど、過剰に取るのは身体にとってもよくないので、必要摂取量前後をめやすで取ってみて、健康でストレスのない生活を目指してみてはいかがでしょうか。
グミで取る
カルシウムが取れるグミがあります。外は糖皮でカリカリしていて、中身がグミで4種類の味か選べて美味しく食べることができます。
➡カルシウムやマグネシウムなどを簡単に摂取!カルシウムグミはこちら
自宅で簡単ヨーグルトを作ってカルシウム・乳酸菌を取る!
余談ですが、カルシウム摂取方法として、牛乳で簡単に作れるヨーグルトのような「ケフィア」というものがあります。
ロシア人が綺麗なのは、ケフィアのおかげなのだとか。そのケフィアを牛乳などで簡単に作れるのが「ケフラン」です。
家庭で出来立て簡単にケフィアヨーグルトが作れるのが「ケフラン」。作り方は簡単で好きな牛乳を混ぜて1日発酵するだけ。牛乳からのカルシウム以外にも、乳酸菌などもとることができるので、美容や健康志向の人には向いています。
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