2017年9月26日放送された「みんなの家庭の医学」では、認知症や物忘れなど、脳を老けさせない方法で「脳内物質NGFを増やす方法」や「タオルトレーニング」が紹介されていました。
ここでは、みんなの家庭の医学で紹介された脳内物質NGFとはから、増やす方法、タオルマッサージなど番組まとめをしてみました。
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脳内物質NGFとは?
脳内物質NGFとは、誰でも体に存在する物質のこと。
名前の通り、脳みその中にあります。
脳の神経組織を維持するのには欠かせない物質です。
神経細胞をつなぎとめる
もともと脳の神経細胞には「1000億個」もの神経細胞同士が繋がり、記憶は神経細胞ごとにしまわれ、ネットワークを組み合わせて思い出すようになります。
記憶が神経細胞ごとにしまわれるとは、「ここの場所には脳」、「ここの場所には特徴」、「ここの場所には名前」といった感じです。
もし脳内物質NGFが多く含まれていれば、神経細胞のネットワーク信号をすぐに伝達して思い出せることができます。
では、脳内物質NGFが減ってしまうとどうなるかというと、
脳内物質NGFが減ると「脱落」する
脳内物質のNGFが減ると、脳のネットワーク神経細胞をつなげる「道」が切れてしまうことになります。
医学用語で「脱落」というそうです。
神経細胞同士との細胞と細胞の間が切れてしまうと、名前の部分が脱落すると、繋がらないとのことで「人の名前」や「顔」が思い出せないなどになってしまうわけです。
加齢で減少する
脳内物質NGFは加齢と共に減少してしまいます。
物忘れが増える⇒認知症の引き金となりうる可能性もあります。
脳内物質NGFが多いほど認知機能高いとされています。逆に少ないと、物忘れが激しくなったりするわけです。
みんなの家庭の医学では、NGF値の実験をしていました。
記憶力テストをして悪い成績の人は、NGF量が少なく、記憶力テストがいい人は30代よりも多い(85歳)
少ない人と比べると「約8倍」もの差があります。
もしかしたら、人の顔が思い出せていないことが多いときは、脳内物質NGFが減少しているかも?
脳内物質NGF増やせることができるの?
高齢者でものNGFが増えている人は実際にいて、しっかり分泌をすることは可能です。
NGFを増やすとネットワークがつなげられるので、脳の機能が復活することができるのだそうです。
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脳内物質NGFを増やす方法は?
脳の血流をあげることで、脳内物質NGFを増やすことができます。
例えば、
運動をする
NGFが多かった人は、ウォーキングなど運動習慣があるそうです。
記憶力テストで最も成績が良かった85歳の男性も、毎日2万歩歩いたのだそうです。
運動は全身の血流が良くなるので、脳だけでなくよさそうですよね。
指先を使う
手足などの末端の皮膚には、末端神経を支配している神経は脳に繋がっています。
そのため、手足を刺激することで脳に伝わり活性化して、脳の血流が増えてNGFもアップするそうです。
皮膚を刺激してあげることが良いのだとか。
みんなの家庭の医学では、末端を刺激する方法として「タオル」が紹介されていました。
NGFアップのタオルマッサージ
手のひらにタオルやザラザラしたものを、軽く手のひらにこするだけの使い方。
手のひらでタオルをはさみ、あまり強くこすらないでこするだけです。
1日約10分ほど刺激して、あまり強くこすらずに好きな時間にすることができます。
このタオルをする使い方をすることで、脳の血流が上がりNGFの増加の可能性が期待できます。
実際にみんなの家庭の医学でも、記憶力がイマイチだった男性が、毎日タオルマッサージをしたことで、買い物の覚えてくるものが増えていました。
誰でも気軽にテレビでも見ながら、タオルマッサージができますよ。
まとめ
脳内物質NGFが減ると、脳神経の伝達が脱落して物忘れや下手すると認知症に繋がってしまいます。
そうならないためにも、ウォーキングのような有酸素運動や、タオルマッサージをしてNGF物質アップを目指してみてはいかがでしょうか。
タオルトレーニングはどこでもできるので、気軽にできそうです。
みんなの家庭の医学同放送
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