ココナッツオイルは冷蔵庫に入れたり、寒い時期になるとわりと固まったりする頻度が多くなりますよね。
固まったココナッツオイルはスプーンなどで掘り出すのが、意外と大変だったりしますし、使いたいのに固まって使えないとイライラしてしまいますよね。
ここではそもそもココナッツオイルの固まる原因と、固まってしまった場合の対処方法についてご紹介します。
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ココナッツオイルが固まる原因
夏場はココナッツオイルが固まることはないのですが、問題は冬など寒い場合や冷蔵庫に入れると固まるココナッツオイル。
そもそもココナッツオイルを固まる原因はご存知でしょうか?このココナッツオイルの固まる原理を知れば、ココナッツを今後固まることなく使えるはずです。
ココナッツオイルは「20~25度以下」になると固まる性質を持っています。逆にそれ以上の温度であれば液状化します。
ココナッツオイルを冷蔵庫に入れたり、冬場など寒い季節はすぐに固まってしまうので、結果、融点以上の温度になれば、固まったココナッツオイルは液状化します。
そのためココナッツオイルが固まってしまった場合は、温める方法があります。
次に固まったココナッツオイルの対処方法(温め方)を何個かにわけてご紹介しています。
ココナッツオイルが固まった場合の対処方法
瓶を湯せんで温める
固まったココナッツオイルを瓶ごと湯せんで温めてもよいのですが、固まったオイルを少量の小瓶に移しかえて湯せんするのがおすすめです。
少しスプーンなどで掘り出して、別の小瓶や容器に入れて温めてみましょう。
沸騰までいかなくても、わりかし熱いぐらいの温度で大丈夫です。
ボウルにお湯を入れて、固まったココナッツが入った瓶ごと温めてみてください。
感覚的に例を挙げるならば、湯煎でチョコレートを溶かす感じです。
気を付けること湯煎で固まったココナッツオイルを温める場合には、必ずお湯が入らないように気を付けて下さい。
ココナッツオイルの品質劣化の原因につながるからです。
フライパンで温める
ココナッツオイルを1口ぐらい食べる場合は、フライパンで温めるのが楽です。
やり方は耐熱スプーンに、固まったココナッツオイルを取り出し、熱したフライパンで温める。
すると、固まったオイルはじわじわ溶けてきます。
フライパンが熱してあれば、火はとめても大丈夫です。
いちいち瓶にわけて行う必要はないですし、1日スプーン2杯ぐらいが目安摂取量なのでフライパンで溶かす方法は楽だと思います。
温かい飲み物などににいれてしまう
コーヒーや飲み物、料理にいれる場合は、すでにその物自体が温かいのであれば、その熱の力で固まったココナッツオイルを溶かすことができます。
パンに塗って食べる場合も、固まったオイルがバターの固まったオイルがバターのようにほどよく溶けてくれるので、塗りやすかったりします。
スポンサーリンク固まったココナッツオイルを溶かすときの注意
ここまで固まるココナッツオイルの温め方を見てきましたが、一つ疑問に思うことがあるのではないでしょうか。
そもそもココナッツオイルを温めるならば「電子レンジで温めればいいのでは?」と思いませんか?
確かに電子レンジで温めれば便利なのですが、ココナッツオイルは油です。
じつは電子レンジで温めて温度が上がると、引火したり火傷の原因になってしまう場合があるとされているんです。
食用油やオリーブオイルを直接電子レンジでチンしないように、固まったココナッツオイルを電子レンジでチンするのは少し怖い面があったりします。
ココナッツオイルは25度以上になると溶けたり、固まったりと温度に変化されやすい油です。
ココナッツオイルは熱に強いので、できるならば温かいものや油の代用で使うのがおすすめです。
固まったココナッツオイルの品質は下がらない?
ココナッツオイルを固体化や液状化を繰り返すと、ココナッツオイルの品質が下がるかとは思いますが、品質はさほどは変わらないとされています。
ココナッツオイルが固まる原因は、ココナッツオイルに含まれる成分の飽和脂肪酸も関連していて、じつはこの成分が酸化に強いです。
そのため酸化もなく、製造後2年間は劣化しないとまでされているほど。
ココナッツオイルは固まって溶かしても、結構万能なオイルだったりするんですね。
ただしずっと開けっ放しだったり、他の食べ物のかすなどが入ったなど清潔なオイルでない場合は品質が落ちることはあります。
できるだけキレイなスプーンを使って、固まったココナッツオイルを出して温めて使ってみてくださいね。